【菊花賞】絶好調リアファル頂点目指す
「菊花賞・G1」(25日、京都)
いよいよクラシック最終章。05年ディープインパクト、11年オルフェーヴルがここを勝って三冠馬に輝いた一方で、06年ソングオブウインド、08年オウケンブルースリ、09年スリーロールス、10年ビッグウィーク、14年トーホウジャッカルは春の牡馬2冠に不出走。夏を越しての成長度の見極めが重要な一戦だ。イチ押しは、春のクラシックとは無縁だったリアファル。“王道”の神戸新聞杯を完勝した勢いに乗って頂点に立つ。
最重要ステップの神戸新聞杯を制したのがリアファル。ダートから芝路線に転じて2連勝とまだ底を見せておらず、本番でも有力な一頭となる。音無師は「芝の2戦は馬なりでハナへ。テンに脚を使いながらも、最後まで脚を残している点はすごいと思う」と評価する。ただ、本番に向けてはやや慎重な口ぶりで「距離やコースが変わって同じようなレースができるかどうか」と口元を引き締めた。