【エ女王杯】タッチング軽快

 「エリザベス女王杯・G1」(15日、京都)

 末脚を存分に生かせる舞台で前走のうっぷんを晴らす。現3歳世代では初の古馬G1制覇を目指すタッチングスピーチは13日金曜朝、栗東坂路を16~17秒台のキャンター。軽快なフットワークで駆け上がる姿を確認し、石坂師は「追い切り後も順調にきています」と仕上がりの良さに胸を張った。

 2番人気の支持を受けて臨んだ前走の秋華賞は6着。メンバー2位タイとなる上がり3F34秒4の末脚を駆使したものの、道中は最後方からの競馬を強いられた上、4角では大外に振られるロスもあり挽回できなかった。

 「力が足りると思って勝ち負けを期待していましたが、2000メートルの内回りに適応できず残念でした」と悔しがる。レース後は即座にここへ照準を合わせた。「春は伸び切れないシーンもありましたが、今は脚を持続できるようになっています。外回りならもっとやれるでしょう」。ゆったりと運べるコースで反撃したいところだ。

 引き当てた4枠8番にも「いいところだと思います」と満足げ。「今回はチャンス」と腕をぶすルメールの手綱に導かれ、牝馬の頂点をつかんでみせる。

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