【競輪】村上義にラストGP切符
「競輪祭・G1」(23日、小倉)
「KEIRINグランプリ2015」(12月30日・京王閣)の出場選手と、来年のS級S班9人が23日、決定した。
最終日9Rで完走条件だった稲垣は、5着で走り終えてGP初出場を決めた。「ずっと思い続けていた舞台だったし、素直に喜びたいけど、喜びと同時に責任も感じている」と表情を引き締めた。
9枚目のチケットを手にしたのは村上義。決勝は果敢に先行するも7着だったが、すでに権利を持つ武田が優勝したため、賞金上位で出場を決めた。レース後は平原と握手を交わして「スゲェな、スキがない」と脱帽したが、報道陣に囲まれると「競輪祭を優勝してグランプリのつもりだったけど達成できなくて悔しい」と、厳しい表情で年末でのリベンジを誓った。