【有馬記念】ブラック“ハード攻め”
「有馬記念・G1」(27日、中山)
祭りに沸いた菊花賞制覇から1カ月半。装いを新たにG1ゼッケンを身にまとったキタサンブラックが打倒古馬へ気炎を上げるハードな追い切りを敢行した。
9日の栗東CWの3頭併せで最先着。6F79秒6-39秒1-13秒3をマークした。攻め内容、時計ともに優秀で、手綱を取った黒岩(レースは北村宏)は「先週より良かった」と好感触。清水久師も「反応が良くなっています」と納得の笑みを浮かべた。
今回はさらに相手が強くなるが「中山への輸送や馬場も経験して結果を出していますし、距離も前回で大丈夫でしたからね」とトレーナー。菊花賞に続いてグランプリも勝つようなら、現役最強の座も見えてくる。