最優秀3歳牡馬の座にドゥラメンテ
「2015年度JRA賞」(6日、JRA六本木本部)
春2冠での圧倒的なパフォーマンスが評価された。皐月賞、ダービーを制したドゥラメンテが、291票中285票を獲得して最優秀3歳牡馬の座に。堀師は「大変光栄に思います。昨年は春に2冠を達成するという夢のような結果を出させていただくことができ、全ての関係者に感謝しています」と喜びを語った。
ダービー後に両前トウ骨遠位端骨折が判明し、6月に骨片摘出手術を北海道苫小牧市の社台ホースクリニックで実施。「故障して長期の休養をさせることになってしまったことに対して重く受け止めています」と師は振り返る。ただ、術後の経過は良好で現在は北海道安平町のノーザンファームで調整しており、1月下旬に美浦への帰厩を予定している。
馬の様子を見ながらになるものの、始動戦には中山記念(2月28日・中山)を視野に入れており、オーナーサイドからはドバイWCデー諸競走、凱旋門賞といった、海外レース参戦のプランも浮上している。16年は世界をまたに掛けた活躍が期待される。