【フェアリーS】アモン ソフト仕上げ
「フェアリーS・G3」(11日、中山)
抽選をクリアしたラブリーアモンが、重賞初Vに向けて一歩前進した。
最終追い切りは7日、武士沢が騎乗し美浦Wで併せ馬。僚馬キングサンデー(3歳未勝利)を0秒7追走。直線に向いて外から馬体を並べると、馬なりのまま併入した。谷原師の「テンションを上げない程度で十分」という注文通りだ。
普段から怖がりでレースでも他馬を気にするが、前走はそれがプラスに出たという。メンバー最速の上がり3F34秒1の末脚で突き抜けたV内容に、武士沢は「あれは怖がりだからこその瞬発力。一戦ごとに競馬が上手になってきた。内々で脚をためれば切れる。真ん中より内枠を引きたいね」と手応えを感じている。