コントレラス禁止薬物使用で騎乗停止に
JRAは11日、短期免許で来日中のルイス・コントレラス騎手(29)=メキシコ=を禁止薬物の使用で騎乗停止とすることを発表した。6日に行われた騎手のドーピング検査で採取された検体から禁止薬物のオキシコドンが検出されたため。JRAによると、03年から無作為、不定期で実施されている騎手の薬物検査で違反者が出たのは初めて。オキシコドンは医療用麻薬で、鎮痛作用がある。
日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により、11日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止となる。同騎手は今回が初めての短期免許での来日で、これまで2勝を挙げている。今週の共同通信杯(14日・東京)ではリスペクトアースに騎乗予定だった。なお、短期免許期間は29日までとなっている。