菜七子効果だ!売り上げ124%増
16年ぶり、7人目のJRA女性騎手として注目を集める藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本=が、24日の浦和3Rで待望の初勝利を飾った。3月3日の“ひな祭りデビュー”から22日目。中央・地方合わせて36戦目(中央22鞍、地方14鞍)でつかんだ初白星は、04年6月20日に増沢(旧姓牧原)由貴子元騎手が挙げて以来、実に11年9カ月ぶりのJRA女性騎手による美酒。この日は6Rで連勝を決めるなど手綱がさえ渡った。
この日の浦和競馬場の入場者数4988人は、本年度の1日平均入場者数3715人比で134・2%を記録した。売り上げは9億59万3560円となり、同平均7億2270万6609円との比較で約1億8000万円増となる124・6%をマーク。3日の川崎、15日の高知に続き“菜七子効果”で、数字を大幅に伸ばす結果となった。
また、初勝利を決めた3Rアスキーコードの藤田菜七子の名前入り“お宝”単勝馬券は、ヤフーオークションなどに多数出品されている。