【QE2世C】日本馬3騎いざ出陣

 「クイーンエリザベス2世C・香港G1」(24日、シャティン)

 02、03年エイシンプレストン、12年ルーラーシップが制している一戦。日本勢3頭はそれぞれ上々の仕上がりだ。

 大将格はラブリーデイ。23日朝は当初、オールウェザーコースで調整する予定だったが、未明の降雨によって馬場が硬くなり、コース入りを自重。検疫所内の角馬場で運動を消化して本番に備えた。「毛ヅヤ、筋肉の張り、雰囲気もすごくいい。上積みはあると思う」と池江師は万全の仕上がりを強調。内枠有利の舞台で、最内枠を生かしての海外初挑戦初勝利を狙う。

 ヌーヴォレコルトは角馬場での運動。「状態面の心配はない。いい具合に体も仕上がっているし、気合も乗っています」と斎藤誠師は目を細めた。サトノクラウンも角馬場調整。コンビを組むパートンは「依頼されてうれしかった。彼ならトリッキーな争いにも勝てる」と前向きに話した。

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