【VM】廣崎オーナー執念実った
「ヴィクトリアマイル・G1」(15日、東京)
ベテランランナーが圧巻の走りでG1V3だ。7番人気のストレイトガールが、中団から鋭脚を放って快勝。レースレコードで史上2頭目の連覇を達成した。7歳牝馬によるJRA・G1制覇は史上初の快挙。
廣崎利洋オーナーの執念が実った。昨年はG1・2勝ながら最優秀4歳以上牝馬のタイトルはショウナンパンドラ(G1はジャパンC1勝)に持っていかれ、その悔しさもあって現役続行を決めた。同オーナーはレッツゴードンキとの2頭出し。「道中はドンキだけ見ていて目が追いつかなかった。去年はギリギリ差したが、今回は途中で先頭に立っての勝利。本当にすごい。引退を1年延ばしたが、頑張ってくれてよかった」と愛馬の力走をたたえた。