【オークス】エンジェル絶好調

 「オークス・G1」(22日、東京)

 滑らかで、はじけるようなフットワーク。フラワーCの覇者エンジェルフェイスが18日、栗東CWで絶好調をアピールだ。最終デモは、鮫島良(レースはルメール)を背に、ヘミングウェイ(6歳1600万下)との併せ馬。直線は気合をつけられる僚馬を横目に、内で最後まで手綱は持ったまま。追えば突き抜けそうな手応えで4F53秒2-38秒0-11秒9できっちりと首差先着した。

 2週連続G1制覇を狙う藤原英師は「先週まで2週続けてルメールには乗ってもらったし、今週は馬なりで気持ちを維持しつつ、リラックスさせたかった。コンディションはいい」と太鼓判を押す。フラワーC後は桜花賞を見送り、ここを目標に調整。「潜在能力の高さは確認している。現時点でどれだけ走れるか。何とかいい結果を」と期待する。

 ルメールも「とても乗りやすい。能力はあるし、チャンスはある」と力を込める。逃げて連勝中と勢いに乗る素質馬が、積極策で難敵を封じ込めるか。

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