【安田記念】ロゴタイプ好感触
「安田記念・G1」(5日、東京)
闘志を内に秘めながらの最終追いだった。ロゴタイプは1日、田辺を背に美浦Wを軽く流す内容。5F71秒5-40秒6-14秒3に鞍上は「とぼけた面を出さなければサラッとでいいと。気合が入ってます。でもG1だから。太め残りよりはいい」と感触を口にする。1週前に同64秒2、2週前に同65秒6。既に仕上がり切った状態を前向きに捉えた。
前走のダービー卿CTはトップタイのハンデ58キロを背負い、勝ち馬と首差の2着。13年皐月賞を最後に勝ち星から遠ざかっているが、決して力は落ちていない。「スタートが上手なのは強み。行くのがいなければ行ってもいい。後ろがけん制してくれれば」と積極的な騎乗を示唆した。12頭立てでスロー必至のメンバー構成。若き策士は果敢な競馬で一発を狙っている。