【安田記念】ディサイファ一発狙う
「安田記念・G1」(5日、東京)
7歳で初の芝マイル戦となるディサイファだが、陣営はひそかに一発を狙っている。追い切りは1日、美浦坂路で単走。ラストは強めに追われ、よどみないフットワークで駆け抜けた。動きも力強い。小島太師は「日経賞(5着)の後、早めに安田記念と決めた。出来には自信がある」と太鼓判を押した。
ずっと中距離路線を歩んで来たが、トレーナーは「もともとはマイルぐらいがベストかもと思っていた。マイルのダートを使った時、すごい脚で2着に突っ込んだから」と適性を信じる。
さらに、仏G1のイスパーン賞を圧勝したエイシンヒカリを引き合いに出す。「毎日王冠ではあの馬のスピードについて行き、窮屈なところから伸びて2着。スムーズに前があいていればという競馬だった」。希望的観測、とは思っていない。