【南関東競馬】レガルスイ重賞初V
「京成盃グランドマイラーズ・S3」(22日、船橋)
3番人気のレガルスイが逃げ切って快勝、念願の重賞初制覇を決めた。2着には好位から伸びた9番人気のプリンセスバリューが入り、追い込んだ6番人気のグランディオーソが3着。3連単は20万2480円の波乱となった。なお、優勝馬には「サンタアニタトロフィー・S3」(8月3日・大井)への優先出走権が与えられた。
文句なしの逃げ切りVだ。レガルスイは好発を決めて、迷わず主導権を奪うとマイペースに持ち込んだ。楽な手応えのまま直線に入り、必死に追い上げる後続を全く寄せ付けず2馬身半差をつけてフィニッシュ。待望の初タイトルをつかみ取った。
好騎乗で重賞初Vに導いた石崎駿は、「ずっと(重賞を)取れると信じていた。スタートもうまくいって、すんなりハナに立つことができたし折り合いもついた。久しぶりに重賞を勝つことができて、すごくうれしい」と喜びをかみしめた。
見届けた矢野義師も「まだ折り合いに課題はあるが、勝てて良かった」とホッとした様子。今後はサンタアニタトロフィーか、スパーキングサマーカップ(8月24日・川崎)を目標に調整される見込みだ。