【ラジオN賞】ゼーヴィント静かな闘志

 「ラジオN賞・G3」(7月3日、福島)

 闘志を内に秘め、ゼーヴィントが29日、美浦Wで最終リハを行った。シュペルミエール(3歳500万下)を4馬身、スペシャルタイム(3歳未勝利)を6馬身追走。4コーナーを回ると直線では僚馬2頭の内へ。手綱を押さえたままでも活気は十分。小気味良いフットワークで駆け抜け前者には1馬身遅れ、後者と併入した。時計は5F70秒8-40秒5-13秒4。

 「今までは競馬でも調教でも、馬が勝手に走ってしまうところがあった。中間は気性の修正に努め、乗り手の言うことを聞くようになっている」と木村師はうなずく。同所で5F66秒8-12秒3の好時計をたたき出した1週前追い切りと比較しても「きょうの方が内容は濃い」と胸を張った。

 コンスタントに使っており「さすがにフレッシュさはないけど」と指揮官は前置きしつつも「まだ先のある馬だと思っているから。いい夏休みになるようにしたい」。まずは重賞初Vを決めて秋の飛躍につなげる。

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