【ボート】鳴門OCカウントダウンコラム4
「オーシャンカップ・SG」(13日開幕、鳴門)
オーシャンカップは大阪支部勢の活躍が目立つ。過去20回のうち、松井繁4回、石野貴之2回、初代チャンプの野中和夫(引退)と大阪支部が7回も制覇。今大会も最多の7人を送り込んでいる。
注目したいのは西村拓也。今回出場する大阪支部の中では最年少の29歳。“次世代のエース”と呼ばれている。昨年は7月にG3イースタンヤングで優勝、10月のG1高松宮記念特別競走で準Vと気を吐いている。SGは昨年末の賞金王シリーズ戦以来の参戦で、オーシャンカップには3年ぶり2回目の出場だ。
前節のイースタンヤングでは準優4着に終わったが、F休み明けの5月とこなめで優勝。以降の住之江、津、平和島では優勝こそ逃がしているものの、とこなめから4節続けて優勝戦1号艇を獲得した。「(リズムは)悪くないと思うが、詰めが甘い。一番肝心なところで、ちゃんとできていない」と苦笑いを浮かべる。それでも近況のリズムはいいだけに、“ニシタク”の存在を大いにアピールしそうだ。