【ボート】鳴門OCカウントダウンコラム6
「オーシャンカップ・SG」(13日開幕、鳴門)
ボートレース鳴門で初めて開催されるSG。新たな歴史が刻まれる中で、残念ながら地元の徳島支部から出場はない。同じ四国の香川支部からは重成一人、平高奈菜が参戦する。
重成が四国地区の代表として大きな役目を背負う。今年の優勝こそ年頭のまるがめ1回にとどまっているが、SGでの活躍が光る。5月のオールスター(尼崎)では準V。予選を全て2着でクリアし、コースを問わず変幻自在な走りを披露した。6月のグランドチャンピオン(蒲郡)では優勝戦3着。蒲郡の“超抜エンジン”35号機のパワーを徐々に引き出して、SG2大会連続で好結果を残した。
鳴門では出場メンバー中最多の76勝を挙げている。6月のG1周年では予選敗退に終わり、“準地元”でのSG開催には燃えているはずだ。準Vだったオールスターでは「満足です」と語っていたが、もちろん狙うは頂点。今年“三度目の正直”で悲願のSG初制覇を目指す。