【競輪】梶田号泣V「うれしくて涙出た」
「ガールズケイリンフェスティバル・F2」(18日、川崎)
ガールズケイリンフェスティバルは梶田舞(29)=栃木・104期・A2=が3番手から鋭く伸びて、優勝賞金250万円(副賞含む)を獲得した。
うれし涙が止まらなかった。直線で外を伸びた梶田は、ゴール後にガッツポーズ。迷いなくレースができたことに胸を張ったが、その後は号泣。「ホッとしたとかではなくて、うれしくて涙が出ました」。前検からずっと正解が出なかった自転車の微調整。これもうまくいったのが涙の理由なのだろう。
号砲で飛び出した梶田が正攻法。奥井が先行したものの、番手に入った児玉がまくる。中川を挟んで3番手となった梶田が、直線で伸びて先頭でゴールした。「昨年は落車続きで体は悪くなる一方。そのツケが回ってきたけど、練習した成果が出ました。立川グランプリに出て日本一になるために頑張るだけです」。号泣しながらも、視線の先にあるのはガールズグランプリV2だけだ。