【ボート】丸岡無念2着…後輩の度胸に脱帽
「オーシャンカップ・SG」(18日、鳴門)
3号艇の石野貴之(34)=大阪・90期・A1=が3コースから差しを決めて1着。2年連続、3回目のオーシャンカップ制覇を成し遂げ、賞金2500万円を獲得。賞金ランクトップに躍り出て、年末のグランプリ出場を決定づけた。2着には1号艇の丸岡正典、3着には新田雄史が入り、内枠3艇での決着となった。
自身3回目のSGタイトルを狙った丸岡は悔しい2着。インからコンマ11のSを決めたが「Fだけはできなかった。全速だけどあれ以上は行けない。あんなに速いのを来ると思わなかった」と、遅いSではなかったが0台のSを決めた新田と石野に対しては苦しい展開となってしまった。「いいエンジンで落ち着いて走れた」と1節間を振り返り「彼は勝負強い。見習わないと」と当タイトルを連覇した後輩をたたえた。