重賞3勝の快速馬ハクサンムーンが引退、種牡馬入り
13年サマースプリントシリーズ覇者で、2度のG1・2着があるハクサンムーン(牡7歳、栗東・西園正都厩舎)が現役を引退。18日に登録を抹消されることが17日、明らかになった。
セントウルSでの始動を見据えて栗東に入厩していたが、年齢面もあって状態が上がらないため、このまま種牡馬入りすることになった。北海道新ひだか町のレックススタッドでけい養される。
通算29戦7勝(うち重賞3勝)。13年のセントウルSでは当時5連勝中だった“絶対王者”ロードカナロアを2着に下している。
西園正都調教師は「8度もG1に出て4回も掲示板に乗ってくれて、2歳から7歳まで息の長い活躍をしてくれた。馬場入りの時の(旋回する)ルーティンが見られないのは寂しいけど、また2世で頑張りたい」と種牡馬としての活躍を期待した。