【北九州記念】ベルルミエール重賞初Vへ 馬なりで軽快リハ

 「北九州記念・G3」(21日、小倉)

 重賞初勝利を目指し、ベルルミエールが18日、栗東CWを軽快に駆け抜けた。単走で終始馬なりのまま4F52秒5、ラスト1F12秒5なら文句なし。この中間から着用しているシャドーロールの効果もあってか、最後まで頭が上がる悪癖を出すことなく最終調整を終えた。「この馬とコンビを組むのは3回目ですが、今回が一番感触が良かった」と手綱を取った太宰は満足げだ。

 高橋亮師は「さらりと流しただけだが、輸送もあるからこれぐらいで十分。昨年3着に入っているレースだし、今年も期待したい」と笑みを浮かべた。ハンデは前走(CBC賞5着)と同じ53キロ。鞍上は「ベルカントとは3キロ差あるし、ハンデ差を生かして。あとはスタートに注意したい。この馬の力を出し切れば」と野心を隠さなかった。

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