【ボート】桐生メモリアルカウントダウンコラム3
「ボートレースメモリアル・SG」(23日開幕、桐生)
メモリアルのドリーム戦は第51回(2005年若松)以降、各6地区の代表者が出場する形が定着した。今回は(1)松井繁(近畿)(2)白井英治(中国)(3)山崎智也(関東)(4)瓜生正義(九州)(5)森高一真(四国)(6)平本真之(東海)。(1)~(5)は枠順こそ違うが、昨年と同じメンバー。そこに平本が“新顔”として名を連ねた。
ドリーム戦に選出される東海勢は、第54回(08年若松)以降は池田浩二と井口佳典の2人のうちのどちらかだった。ともにグランプリ覇者。しかし、今年も参戦する2人を差し置いて、平本が初めて選出されたことに大きな価値がある。
14年グランプリシリーズ(平和島)でSG初V。今年のオールスター(尼崎)で2度目の優勝を決めた。元々、SG初出場だった第56回(10年蒲郡)でいきなり優出して驚かせた逸材。桐生も13年周年で優出2着があり、水面との相性も問題ない。直前の蒲郡のお盆開催を制して確実に上昇ムード。東海地区の並み居る強豪を押しのけて出場するドリーム戦から注目したい。