【競輪】吉沢純平が記念初V
「被災地支援競輪 ちぎり賞争奪戦・G3」(28日・豊橋)
12Rで決勝が行われ、吉沢純平(31)=茨城・101期・S1=が、完全Vでうれしい記念初優勝を達成した。前を任せた金子幸央(栃木)が赤板から仕掛けて主導権を奪うと、打鐘過ぎにスパート。番手につけた吉沢が3角で番手まくりを放ち押し切った。2着には松岡貴久(熊本)、3着には三谷竜生(奈良)が入った。
無傷の4連勝で初タイトルを手にした。初日から豪快なまくりを決め続けて決勝へ。最後は同じ関東地区で同期の金子の番手を選択した。吉沢の期待に応えるかのように、金子が積極的に駆ける。あとは番手から抜け出すタイミングをうかがうだけだった。「あそこまで(金子が)行ってくれた以上は1着を取らないと申し訳ない。誰も来てなかったけど、(巻き返しを)ぎりぎりまで待って駄目でしたでは許されませんから」と振り返った。