【ボート】新田泰「次世代エース」の本領 6月に大ケガも「大丈夫」

 「宮島チャンピオンカップ・G1」(7日開幕、宮島)

 前期は6・86の勝率で初A1級入りした新田泰章は、今期に入っても絶好調。5月のからつで通算2回目の優勝。勝率も前期勝率に近い数字を残している。「昨年10月の宮島で毒島誠さんが鳴門周年(代替)を優勝したエンジンに乗ってから、調子がいいですね。自分に合うゲージができましたから」と笑みがこぼれる。

 近況は勝率の低いエンジンでも好結果を残している。「ペラを自信を持って叩けているのが大きいですね」とニヤリ。G1初出場となった2月中国地区選でも強敵を相手に、準優進出としっかり結果を出してみせた。

 6月の支部のイベントで右ヒザの十字靱帯(じんたい)を損傷する全治6カ月の診断を受ける大ケガを負ったが、奇跡的に回復。8月からは支部の練習に参加できるようになり、17日からの大村で復帰。復帰2節目となった浜名湖一般戦でいきなり優勝。「もうヒザの状態は大丈夫。今は走れることの喜びをかみしめながらレースしてます」と精神的にプラスに働いている様子。

 もちろん今回の目標は、中国地区選の成績を上回る結果を残すこと。次世代の広島エースと期待されている新田が、地元水面で大暴れする。

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