【ボート】池田浩二が4年ぶりのG1優勝で賞金ランク10位まで浮上
「開設62周年記念 G1・宮島チャンピオンカップ」(12日、宮島ボート)
絶好枠を陣取った池田浩二(38)=愛知・81期・A1=がインから逃げ切り快勝。12年9月の鳴門周年以来、4年ぶりとなる通算8回目のG1制覇を果たした。2、3着は菊地孝平、赤岩善生が入った。
予選トップ通過の池田が、優勝戦でも抜群の存在感を示した。インからコンマ04のトップSを決め、節イチパワーを誇る大外の赤岩のまくりを封じて1Mを先マイ、2コースの菊地にも差しは許さずきっちり逃げ切って優勝を飾った。
G1制覇はこれで8回目だが、12年9月の鳴門以来、実に4年ぶり。「オリンピック並みですか…。長かったなぁ」と久々の美酒にホッとした表情を浮かべた。
この優勝で賞金はグランプリ出場当確と言われている5000万円を超えて10位にランクアップ。「ベスト6に入って、グランプリに行きたい。これからが勝負なので精いっぱい頑張りたい」と今後の活躍を誓った。