【秋華賞】ビッシュ手応え十分 樫の女王シンハライト離脱で堂々主役へ
「秋華賞・G1」(16日、京都)
オークス3着馬ビッシュは6日、美浦Wで併せ馬を敢行。ダイワスキャンプ(4歳1000万下)を3馬身後方に従え、直線では手応えに余裕を持たせたまま併入。軽やかな脚取りで5F68秒9-39秒2-12秒8をマークした。
「1週前としては上々でしょう」と鹿戸師は満足そうにうなずいた。オークス以来となった前走の紫苑Sは、大外枠も問題とせずに2馬身半差のV。「久々の実戦でもいい競馬をしていましたね。本番を期待できる走りでした」と胸を張った。
樫の女王シンハライトが戦線を離脱。主役を担う存在へと躍り出たが、決して浮足立つことはない。「こちらがやることは何も変わらない。いつも通り万全の状態で送り出すだけ」。10年アパパネ以来、6年ぶりの関東馬Vを目指し、一点の曇りもない。