【競輪】高木が世界の強豪迎え撃つ 「何もせずに終わるのは嫌」

 リオデジャネイロ五輪のメダリストが、ガールズケイリンに参戦している。短期登録選手制度の招待選手として、スプリントで金メダルのクリスティナ・フォーゲル(25)=ドイツ=をはじめ、銅メダルのケイティ・マーシャン(23)=イギリス、李慧詩(29)=香港、モニク・サリバン(27)=カナダ=が9月に来日。10月からレースに出場しているが、世界の強豪を迎え撃つのが、高木真備(22)=東京・106期・A2=だ。

 8月のガールズコレクション松戸ステージで特別レース初優勝。日本のニューヒロインは「外国人選手との対戦はすごく興味があります。普段と違う変化のあるレース。私のダッシュ力が足らないのか、心が弱いのか、足らないものを探し求められる」と声を弾ませる。

 リオ五輪でのフォーゲルのレースはテレビ観戦。「次元の違いを感じました」と驚かされた。松戸での初対戦は決勝2着。逃げるフォーゲルをマークしたが、追走一杯で終わった。「強すぎます。ギア倍数も3・79ですよね。軽く踏んでるし、フォームが華麗で筋肉が違います。持って生まれたものなのか、どのように鍛え上げたのか」と金メダリストの強さに圧倒された。

 11月の京王閣で再戦する。「追走だけなら大敗はしないけど、抜くこともできないと思います。何もせずに終わるのは嫌です。ファンの皆さんが、アッと驚くようなレースをしたい」。先行主体に磨いてきた脚力で、真っ向勝負を挑む。

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