【競輪】新山、落車で顔面蒼白「申し訳ない」
「ヤンググランプリ2016・G2」(29日、立川)
渡辺雄太(22)=静岡・105期・S1=が最終4角6番手から内を抜け出して、ビッグレース初制覇。優勝賞金505万円(副賞含む)を獲得した。2着には3番手の小笹隼人、3着には番手まくりを放った鈴木竜士が入った。人気を集めた吉田拓矢は4着、新山響平は落車棄権となり、3連単は40万円超の高配当となった。
人気の新山は打鐘過ぎに叩きに出たが、畑段の押し上げに遭って落車-。「長い距離でも、強引に先行してしまえば良かった。左側から落ちましたが、骨折まではしてないと思うけど…。痛みは頭部、腰部、左腸骨。ファンに申し訳なくて、反省と責任を感じる」と顔面蒼白(そうはく)で振り返った。「2017年は、先行逃げ切りでG1タイトルを目指す」とさらなる飛躍を誓った。