【競輪】原田研太朗が記念V3
「金亀杯争覇戦・G3」(22日、松山)
太田竜馬の番手からまくった原田研太朗(26)=徳島・98期・S1=が、通算3回目、前場所の昨年12月広島から連続となる記念制覇を果たした。原田後位の浜田浩司が食い下がって2着。後方から追い上げた近藤隆司が3着に入った。
地元地区での記念制覇に原田は「うれしいですね」と喜びをかみ締めた。
レースは前を任せた同県の新鋭・太田が打鐘前から発進した。しかし、根本が猛抵抗。太田が最終バックで一杯になると、番手の原田は自力に転じてスパート。ゴールまで全開で踏み上げた。
昨年は1月の立川で記念初制覇。勢いに乗って奮闘を続けた。G1戦線でもパワーを発揮し、四国の主砲として着実にステップアップしてきた。「去年は立川の優勝から始まった。今年もいいスタートを切れました」と声を弾ませていた。