サブちゃん「ありがとう!」 年度代表馬の“息子”キタサンブラックに感謝
16年度JRA賞授賞式が30日、都内ホテルで盛大に行われた。年度代表馬に選ばれたキタサンブラックの北島三郎オーナー(80)は、まず愛馬、そして競馬関係者、ファンへ「ありがとう!」と感謝の言葉を並べ「この年齢で初めて経験する感動。ありがたさでいっぱい。“息子”のブラックで頂いた賞は格別」と喜んだ。
先日は同馬の年内いっぱいでの引退も示唆。この日もそれを否定せず「ファンの方はさみしいという声が圧倒的。オレもさみしい。でもいい状態で種牡馬にしてあげたい」とその思いを語った。
今春は古馬G1路線を歩み、秋は凱旋門賞挑戦のプランもあるが「あくまで状態次第」と慎重。ただ、「今年は全部G1獲っちゃえ!」と威勢がいい。
15年の菊花賞を勝った際に、キタサンブラックの楽曲「夢に向かって」が完成している。いまだCD化されていないが「やっぱり最後にいい形で終えて。ありがとう!の思いを込めて歌詞を変えて出したいね」と、今年1年の活躍を期待した。