【ボート】魚谷智之が児島で今年初V、3月のクラシックに大きな収穫
「ジャパンネット銀行杯」(26日・児島ボート)
優勝戦はシリーズをリードした1号艇の魚谷智之(41)=兵庫・76期・A1=が、コンマ14のSで逃げて優勝。昨年12月津以来となる今年初Vを飾った。
魚谷は昨年優勝5回で、児島で開催されるボートレースクラシック(3月15~20日)の出場権を獲得。次節の徳山モーターボート大賞(3月6~11日)後に、児島で今年最初のSGレースに臨む。
昨年12月当地周年では低調機を立て直して優出(6着)。今回は、早くもエース機候補の呼び声高い17号機を手にオール3連対の成績。5日目前半はチルト3度でタッチSの有田岳に先着を許し3着、風向きの変わった準優はコンマ01のドッキリSで辛くも逆転勝利となったが、それ以外はパーフェクトに近い内容。
「ホッとした。準優は(コンマ01のSで)動揺してしまったが、その失敗があったから優勝戦は修正できた。Sはほぼ全速。ハナを切って伸びて行く感じがあったので、しっかり回れば大丈夫だと思った」と完璧な逃げで勝利。「クラシック前のこの時期に児島を走ることができ、データを集めることができた。前検から良かったし、17号機はいいエンジン。できればSGでもタッグを組みたいが、そうはうまくいかないかな」とニッコリ。
低調機を立て直した12月周年も、好素性機を乗りこなした今節も、クラシックへ向けて大きな収穫。3月児島のボートレースクラシックで、07年8月蒲郡メモリアル以来、通算4回目のSG優勝へ挑む魚谷に注目だ。