【競輪】熊本競輪場 車いすランナーの貴重な練習場所に 競輪以外の活用方法

 昨年4月の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本競輪場の現状を報告する。走路には亀裂が入り、観覧席の窓ガラスは割れ落ちて、今もビニールシートで覆われている。一方で復興に向けた関係者や選手の模索が続く。そんな熊本競輪場の“今”を取材した。

 競輪場は競輪のレースを開催するだけの場所ではない。自転車競技に打ち込む選手たちの練習場でもある。震災以降、一般道路での練習が困難になった車いすランナーにとっても大事な場所となっている。選手会熊本支部常任幹事の時松正(45)=67期・A2=は「車いすランナーが震災以降、練習場所に困っていると聞いて、競輪場なら安全に練習できるのではという話になった。まだ試走会を1回やっただけだが、3月も2回やる予定です」と競輪場の活用方法を説明した。

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