【ボート】卓球リオ銅の水谷隼が児島に来場 「スピード感がすごいし興味がある」
「ボートレースクラシック・SG」(20日、児島)
レース場内のイベントホールで、若者に絶大な支持を誇るアーティスト、SEAMOのスペシャルステージ、リオデジャネイロ五輪・男子卓球シングルス銅メダリストの水谷隼(27)がトークショーを行い、場内は幅広い年齢層の観客でにぎわった。
オリンピックのメダル獲得で卓球界にスポットを当てた水谷は「シングルス、団体ともにメダルを獲ったことで、3年後の東京五輪はハードルが高い。中国は圧倒的に強いが、目標は金メダル。好きな卓球で生きていける毎日が全て」とボートレース同様、オフシーズンのない卓球リーグで世界を相手に戦い続ける心境を語った。
ボートレース場を初めて訪れた水谷は「スピード感がすごい。実際に乗るとどんな感じなのか興味がある。スポーツの世界にはすごい人が何人もいるけれど、優勝者は1人。どこか人と違う面を持っている人が結果を残す」とSG優勝戦を示唆。水谷の一言一句に耳を傾けていた観客は、ボート界今年初のSGでの『金メダリスト』誕生の瞬間を待ちわびていた。