「大阪杯・G1」(2日、阪神)
思惑通りにならずとも、打つ手は一つのみだ。武士沢が逃げ宣言を放つマルターズアポジーは7枠11番からの発進となった。
堀井師は「もう少し内が欲しかったなぁ。太宰の馬はどこなの?」と、同じ逃げ脚質のロードヴァンドールを警戒。愛馬より少し内めに入ったことを知ると「向こうも行きたいだろうけど、小倉大賞典で(初速の)違いが出ているからね。無理してまでは来ないだろう」とハナは譲らない構えだ。
3月31日朝は美浦Dを常歩で1周。「いい気配をしていた」と状態面に不安はなし。けれん味のない逃げで場内を沸かせる。