ＳＧ・第５２回ボートレースクラシック（３月１５～２０日・児島）で、２年ぶり２回目のＳＧ優勝を決めた桐生順平（３０）＝埼玉・１００期・Ａ１＝の優勝報告会が１日、ボートレース戸田で多くのファンを集めて行われた。

　地元のヒーロー・桐生がジャケットとジーンズ姿で登場すると、早くも順平コールが巻き起こった。

　「２つ目を取れてホッとした方が大きい。うれしさというより、満足感でいっぱい。１Ｍは握りっぱなしで全速ターン。水面は良かったけど、ふだんから戸田の水面で鍛えられているから」と歓声に応えながら、児島ボートの激走を振り返った。

　２０１７年のＳＧ第１弾を制したことで、桐生がボート界をけん引して盛り上がて行くが、年末に開催されるグランプリ出場への思いも話した。

　「グランプリは何十回も出たい。自分は運が強い。強い人が運を持っている。運がいい人が強くなる」と独特な強さの秘訣も披露しながら、年末に向けて走り続けることをファンに力強く誓った。