G1・3勝馬メイショウマンボ いよいよラストランへ 飯田祐師は自然体
G1・3勝馬がついにラストランを迎える。13年にオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制したメイショウマンボ(牝7歳、栗東・飯田祐)。今週の阪神牝馬Sで長い競走馬生活にピリオドを打つ。
飯田祐師は「順調。追い切りの動きも良かった」と好仕上がりを約束。最後だからといって、特別なことはしない。「引退だろうと、何だろうと、体調良く、状態良く出走させるだけ。それはどの馬も同じこと。無事に上がってくれたら、と。いつもと同じですよ」と自然体を強調した。
府中牝馬S、エリザベス女王杯とハミをかむしぐさを見せたが、前走の中山牝馬Sはリラックスして走れていた。「よく走っている。コンビ鼻革の効果もあったと思う。(柴田)善臣さんも4コーナーでは“あるのでは”と思ったらしいから」。少し光が差した内容に笑みを浮かべる。「頑張ってほしいけど、まずは無事に」。12年11月のデビューから約4年と4カ月。ジョッキー、そしてトレーナーとして接した名牝が最後の舞台を駆ける。(デイリースポーツ・井上達也)