【ボート】原田幸哉が移籍直後の地元G1でV 湯川、瓜生ら3人は痛恨のフライング
「ダイヤモンドカップ・G1」(9日、大村)
2号艇の原田幸哉(41)=長崎・76期・A1=が大波乱のレースを制して優勝。長崎支部移籍直後の地元戦で、通算13回目のG1制覇を果たした。人気を背負った1号艇の湯川浩司(大阪)、昨年のグランプリ覇者・瓜生正義(福岡)ら3艇がF。発売額の97・5%となる3億8688万5200円が返還となった。
大村の女神は今月から長崎支部に移籍したばかりの原田にほほ笑んだ。進入は6号艇の瓜生が動き136・245。スロー勢の湯川、樋口、瓜生が痛恨の勇み足となったが、4カドの原田はコンマ01で残した。恵まれての優勝になったが「結果としては良かったけど、初日のドリーム戦1号艇で負けたし、この1走で信頼を取り戻したとは思ってない。これから走るレースで穴埋めをしたい」と気を引き締めた。
一方、瓜生は今期2本目のフライングで、5月29日から90日間のフライング休み。SG・オーシャンカップ(7月12~17日・まるがめ)、SG・メモリアル(8月22~27日・若松)は選出除外。また、規定により、F休み後から6カ月間はG1、G2からも選出除外となる。