【皐月賞展望】牝馬ファンディーナが69年ぶりの偉業に挑む

 「皐月賞・G1」(16日、中山)

 48年ヒデヒカリ以来、69年ぶりとなる牝馬Vなるか。前走のフラワーCで5馬身差Vを決め、年明けデビューから無傷3連勝中の大物牝馬ファンディーナが主役を張る。桜花賞へは向かわず、クラシック追加登録料200万円を支払っての参戦だ。主戦の岩田康誠騎手は「男馬相手にどこまで通用するか。可能性はある。けど甘くはないと思う」と気を引き締める。

 負けられない牡馬勢の筆頭は、弥生賞で他馬をまとめて差し切ったカデナ。1週前の栗東坂路で4F51秒6-13秒3の自己ベストを更新して好調をアピール。福永祐一騎手は「いい負荷をかけられた」と好感触だった。上昇気流に乗るのが、スプリングSで重賞初制覇を決めたウインブライト。松岡正海騎手は「今回の方が走れる」と一発を狙う。

 過去5年で4勝を挙げる共同通信杯からの直行ローテで挑むスワーヴリチャード、昨年末のホープフルS(1着)からぶっつけで臨むレイデオロ、そしてスプリングS4着から反撃を期す朝日杯FS覇者サトノアレスもおり、今年の牡馬クラシック第1弾は空前の大混戦ムードだ。

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