ブラック凱旋門賞登録へ 春盾連覇一夜明け、元気な姿
天皇賞・春連覇を果たしたキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久)はレース後、無事栗東トレセンに帰厩。一夜明けた全休日の1日は、自厩舎で終日激闘の疲れを癒やした。管理する清水久師は早速体調を確認。「いつも通り元気でした。回復が早いですし、目つきもよかったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
今週中にもいったん放牧に出され「宝塚記念」(6月25日・阪神)を目指していくことになるが、指揮官は「凱旋門賞・仏G1(10月1日・シャンティイ)に登録します」と海外遠征プランについて言及。あくまで宝塚記念を終え、状態を見極めた上としながらも「招待を受けている愛チャンピオンS・愛G1(9月9日・レパーズタウン)、あるいはフォア賞・仏G2(9月10日・シャンティイ)、または直行などのプランを考えています」とステップ戦を含めた選択肢を挙げた。