【ダービー】スワーヴリチャード猛追届かず2着 庄野師「残念の一言」
「ダービー・G1」(28日、東京)
2番人気のレイデオロが早め先頭から押し切ってV。2着は3番人気スワーヴリチャードで、1番人気に推されたアドミラブルは3着。今年も青葉賞組の勝利はならなかった。
なかなかその差が詰まらない。先に抜け出した勝ち馬をめがけて猛追した3番人気スワーヴリチャードだったが、2着と及ばなかった。「悔しいですね。流れもスローで…。いいところで我慢できたし。残念だけど頑張っています」。庄野師は目にうっすらと涙を浮かべて振り返った。
「残念の一言」。四位も唇をかむ。描いた通りの位置取りだったが、ペースが上がらなかったことを悔しがる。「固まったからね。それがダービー。クリストフ(ルメール)が楽していたのが見えていたから、自分で動いたけど、並ぶまでいかなかった。完敗だな。悔しいけど仕方がない」。頂点を獲れる。デビュー前からそう直感した逸材だったが、自身のダービー3勝目はならなかった。