【安田記念】エアスピネル緩めぬ 悲願のG1制覇へ向けて猛調教!

 「安田記念・G1」(4日、東京)

 昨年の三冠レース(皐月賞、ダービーともに4着、菊花賞3着)で善戦したエアスピネルが、今度こそ悲願のG1初制覇を目指す。デビュー以来コンビを組んでいる武豊も、「母(エアメサイア)の手綱も取っていた。何とかG1のタイトルが欲しい」と大きな期待を寄せる。

 最終追い切りは5月31日に栗東坂路で行った。1週前追い切りで4F50秒8の一番時計を出しているにもかかわらず、この日も4F51秒8-37秒9-12秒6と緩めることはなかった。「先週目いっぱいに追ったが、今週も苦しい思いをさせた。G1だから」と、笹田師は猛調教の理由を語った。

 4歳を迎えた今年からマイル戦のみに出走し、京都金杯V、東京新聞杯3着、マイラーズC2着と安定した成績を残している。トレーナーは「身体能力が高いからだろう。上半期はこの安田記念を目標に調整してきた。前走から中5週。在厩でしっかり仕上げた」と力を込めた。

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