【POG】一番星はケイアイノーテック「期待通り」と福永
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「2歳新馬」(3日、阪神)
来年のクラシックを目指して、JRAの2歳戦が開幕-。
1番人気に支持されたケイアイノーテック(牡、父ディープインパクト、栗東・平田)が父譲りの瞬発力を発揮し、阪神芝1600メートルのメイクデビューを快勝。母に10年プロキオンS&11年カペラSを制したケイアイガーベラを持つ血統馬が、世代最初の勝ち星を挙げた。勝ちタイムは1分36秒8。
道中は3番手のイン。直線でもそのまま内を狙い、鞍上の福永がゴーサインを送ると鋭伸。スパッと抜け出し、上がり33秒8の決め手勝負を制した。「調教からいい動きをしていたので期待していました。その期待通り、いい内容のレースをしてくれましたね」と福永祐一騎手は素質を評価した。
2馬身差の2着は中団から差し込んだ6番人気のバイオレントブロー、さらに首差の3着は5番人気のディバインブリーズだった。