【安田記念】里見オーナー愛馬の奮闘たたえる 仏&米遠征「前向きに検討」
「安田記念・G1」(4日、東京)
7番人気サトノアラジンが、大外から力強く伸びてG1初戴冠。里見治オーナーは、念願がかなってホッとした表情だ。「もっと早くG1を勝てると思っていた。去年の安田記念は外へ出せず、マイルCSでは大きな不利。最低1回は(G1を)獲らせたかったので、本当にうれしい」と相好を崩した。
「G1で初めてイメージ通りの競馬ができた。外から勝てるのでは、という勢いで伸びて来ましたからね」と愛馬の頑張りをたたえた。
この勝利でジャックルマロワ賞・仏G1(8月13日・ドーヴィル)、ブリーダーズCマイル・米G1(11月4日・デルマー)の優先出走権を獲得。「チャンスがあれば行ってもいいと思う。池江調教師と相談して、前向きに検討します」と話した。