【宝塚記念】ゴールドアクター 復活リハ “原点回帰”の調整で存在感アピール
「宝塚記念・G1」(25日、阪神)
朝一番の美浦Wで復活を期すゴールドアクターが15日、迫力満点の動きを見せた。僚馬ワンパーセント(4歳500万下)が先導役となり迎えた直線、2番手にいたマシェリガール(4歳1000万下)を目標に、最内から強めに仕掛けられると瞬時に反応。6F83秒2-37秒9-12秒7をマークした。
ここまでの調整は順調だ。中川師が「今週はしっかりやりたいと思っていた」とうなずけば、手綱を取った横山典も「順調。こういう涼しい日に追い切りができて良かった」と満足そう。
前走の天皇賞・春は見せ場すらなく7着に惨敗。「最終調整を変えたら、馬が時差ボケみたいな感じだった」と指揮官は振り返る。15年有馬記念に続く2回目のグランプリ制覇へ、「調整は元に戻している。やる気になれば力を出せるはず」。“原点回帰”で存在感をアピールする。