【CBC賞】メラグラーナ巻き返し狙う 名倉助手今季の活躍に期待「あとは力で」

 「CBC賞・G3」(7月2日、中京)

 短距離界の夏の主役へ-。高松宮記念以来となるメラグラーナ。前走は馬場に泣かされ10着に終わったが、3月のオーシャンSでは重賞初制覇。充実期を迎えつつある南半球産馬が、混戦ムード漂うサマースプリントシリーズ第2戦で、巻き返しを狙う。

 ここまでの調整過程を名倉助手が伝える。「前回も悪くはなかった。立て直すというより、気持ちだけ緩めるぐらいで、牧場でもしっかり乗り込んでもらった」。前走は「一番大きいのは雨」と敗因を挙げる。「構造上、馬が長いので、加速がしづらくて、馬場が緩いと踏ん張り切れなかった」と力負けではないことを強調した。

 1週前は栗東CWで6F83秒5-38秒4-13秒0をマークし順調ぶりを披露。「休み明けだけどカイバもすごく食べている。高松宮記念が目イチ仕上げだったけど、まだ良くなっていると思っています。そういう意味で今年一年はしっかり走ってくれると思う」と出来落ちの不安を拭い、今季の活躍に期待を込めた。

 舞台は前走と同じく中京。「勝っているけど、ドカ負けもしているコース。まずは良馬場で。ここを目標にきているし、あとは力でねじ伏せてほしい」。芝6F戦では〈4・1・0・2〉だが、崩れた2戦は重、稍重馬場でのもの。G1初挑戦で辛酸をなめた舞台を、今度は飛躍の足掛かりにしてみせる。

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