【巴賞】サトノアレス復権デモだ 弾むような末脚伸ばし13秒0

 「巴賞」(7月2日、函館)

 2歳王者が復権デモだ。サトノアレスは29日、函館Wで、柴山(レースはルメール)を背に単走。序盤はゆっくりと入って直線へ。ノーステッキながらも、自ら弾むように末脚を伸ばし、5F68秒8-40秒1-13秒0を刻んだ。

 皐月賞11着以来だが、鞍上は「態勢は整っています」とうなずく。巴賞最多5勝目を狙う藤沢和師も「先週やったし、木曜追いだから。これでいい」と合格点だ。G1馬が巴賞に参戦するのは92年ラッキーゲラン(88年阪神3歳S覇者)以来25年ぶり。「去年、札幌の洋芝も上手に走ったしね。このあと函館記念や札幌記念も考えているから」と師。別定戦で斤量54キロ。距離や馬場適性も考慮し、復帰戦に定めた。

 昨夏の未勝利戦2着以来、6戦ぶりに騎乗するルメールは「あの時はスペースがなく、私の不徳の致すところでした。ここで自信を取り戻せれば」と力が入る。初対戦の古馬を撃破し、再び上昇気流に乗る。

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