【セレクトS速報】歴代2位の5億8000万円!ディープ産駒を近藤利一氏が落札
「セレクトセール2日目」(11日、ノーザンホースパーク)
日本最大のサラブレッドセール2日目は、今春に生まれたばかりの当歳馬のセールが行われている。
上場番号362番で登場したイルーシヴウェーヴの17(牡、父ディープインパクト)が、ディープインパクト産駒としては史上最高額、日本のセール史上では2番目の高値となる5億8000万円で落札された。落札者は「アドマイヤ」の近藤利一氏。
母は仏1000ギニーなど重賞4勝。フランケル産駒の半姉イルーシヴハピネス(3歳、栗東・角居勝彦厩舎)は2戦0勝、全兄のイルーシヴウェーヴ16(牡1歳)は昨年のセレクトセールで2億8000万円の値をつけている。
なお、これまでのディープインパクト産駒歴代最高額は、11日に(株)DMM.comが3億7000万円で落札したジェンティルドンナの全妹ドナブリーニの17(牝、父ディープインパクト)。それまでは11年のセレクトセール1歳で3億6000万円の値をつけたラストグルーヴ(牝)がトップだった。
また、国内歴代トップは同セールの06年当歳で落札されたディナシー(牝、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー)で6億円。グローブエクワインMが落札した同馬はデビューせずに繁殖入りした。