【競輪】新田が夏制覇!ビッグレース3連覇へ視界良し
「サマーナイトフェティバル・G2」(17日、伊東)
9Rのガールズ決勝は小林優香(23)=福岡・106期・L1=が最終2角からのまくり、2015年の函館以来3回目のガールズケイリンフェスティバル優勝を飾り、賞金250万円(副賞含む)を獲得した。12RのS級決勝は新田祐大(31)=福島・90期・SS=が最終ホームからのまくり、サマーナイトフェスティバル初優勝を果たして、賞金1100万円(副賞含む)を手に入れた。
前検日に新幹線の乗り間違えで大遅刻した新田だが、決勝戦は違った。今度は新幹線のようなスピードを発揮して、サマーナイトフェスティバル初優勝を達成。6月のG1・高松宮記念杯に続くビッグレース連覇だ。
決勝戦の作戦は「行き当たりばったり」。三谷-村上で2段駆けの近畿作戦を、自転車競技のナショナルチームで鍛えた脚力を遺憾なく発揮してひとまくり。「ガールズ決勝で(自転車競技チームの)ドリームシーカーの(小林)優香が優勝して励みになった」。チームメートの活躍に触発されて13代目の夜王に輝いた。
8月には地元・平でG1・オールスターが控えている。「オールスターでも(渡辺)一成さんとワンツーが決まるように頑張る」と気合十分。ビッグレース3連覇への自信も深めた。