【アイビスSD】伏兵ラインミーティアが重賞初V
「アイビスSD・G3」(30日、新潟)
この舞台を最も大得意とする鞍上が、伏兵馬を見事な勝利に導いた。1番人気に推されたフィドゥーシアが余力十分にゴールを突き抜けるかに見えたが、ラインミーティアが狙い澄ましたかのように強襲。8番人気の低評価を覆して重賞初タイトルを手にした。
“直千マイスター”西田は「この馬の切れ味は分かっていたので、存分に出し切れるように心掛けて乗りました。この馬は準オープンの身ですし、ある意味、胸を借りるつもりでした。前が止まらなければ仕方ないと。勝ちにいかないで乗ったのが正解でしたね」と満面の笑みを見せた。
勝ちタイムは54秒2。3着には4番人気のレジーナフォルテが入った。