【北九州記念】ファインニードル、ラスト1F11秒8切れた 初タイトル奪取へ
「北九州記念・G3」(20日、小倉)
水無月Sをレコードタイとなる1分7秒1の好時計で制したファインニードルは16日、栗東坂路で単走追い。少し気合をつける程度で軽めの内容だったが、4F54秒9-39秒3で、ラスト1Fは、この日の一番時計となる11秒8をたたき出した。
「しまい重点でしたが、いい動きでしたね。前走の反動を心配しましたが大丈夫。夏バテもせず、順調に調整できていますよ」と騎乗した鵜木助手は明るい表情を浮かべる。1週前(10日)には、4F51秒8としっかり負荷をかけられており、2カ月ぶりの一戦でも、臨戦態勢に抜かりはない。
3走前の鞍馬Sではキングハートの4着に敗退しているが、鵜木助手は「逃げたのが良くなかった。前走のような競馬ができれば」と力負けでないことを強調。好位からの競馬で、初タイトル奪取をもくろむ。